スマホ首を改善するためのケア方法
おおあみ接骨院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
近年、スマートフォンの普及により、「スマホ首」と呼ばれる不調に悩まされる方が増えています。スマホ首とは、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを長時間使用することで、頭が前に突き出た状態になり、首や肩、背中に大きな負担がかかる状態を指します。慢性的な肩こりや頭痛、目の疲れ、さらには自律神経の乱れにもつながる可能性があるため、早めの対策とケアが重要です。
今回は、自宅で簡単にできるスマホ首改善のためのケア方法をご紹介します。
1. ストレッチで首の緊張をほぐす
スマホ首は、前傾した頭を支えるために首周りの筋肉が過剰に緊張していることが原因です。まずは首や肩の筋肉をほぐすストレッチを取り入れてみましょう。
首ストレッチ(左右)
- 背筋を正して椅子に座る
- 右手で左耳のあたりを持ち、ゆっくりと右に首を倒す
- 左肩が上がらないように意識して、20秒キープ
- 反対側も同様に行う
首の前後ストレッチ
- 顎を軽く引き、首の後ろを伸ばす
- その状態で上を向き、首の前側を伸ばす
- それぞれ20秒ずつキープ
首の筋肉は繊細なので、ストレッチは無理せず、気持ちよく伸びる範囲で行いましょう。
2. 姿勢を意識する
スマホ首を根本的に改善するには、普段の姿勢を見直す必要があります。特にスマートフォンを見る際の姿勢が重要です。
正しいスマホの持ち方
スマホを目の高さまで持ち上げることで、首が前に倒れるのを防ぎます。
また、長時間同じ姿勢にならないように、30分ごとに休憩を挟んだり、上記のようなストレッチをしたりして、首周りの血流を促すことも効果的です。
デスクワーク時の注意点
スマホ首はスマートフォン使用時だけでなく、デスクワーク時にも起こりやすくなります。
パソコン作業時も、画面の位置が低いと自然に頭が前に出てしまうので、画面は目線の高さに合わせ、背筋を伸ばして座るよう意識しましょう。
3. 首や肩の筋力トレーニング
首周りの筋肉が衰えて弱ってしまうと、頭の重さを支えきれず、スマホ首が悪化しやすくなります。首や肩のインナーマッスルを鍛えることで、正しい姿勢を保ちやすくなります。
タオルを使った簡単エクササイズ
- タオルの両端を持ち、頭の後ろに回す
- 軽くタオルを前に引っ張りながら、後頭部で押し返す
- 10秒キープを3回繰り返す
このようなエクササイズを行い、首の前後の筋力バランスを整えることで、スマホ首の予防・改善につながります。
4. 接骨院での専門的ケアも効果的
自宅ケアだけで改善が難しい場合は、ぜひおおあみ接骨院にご相談ください。
当院では、スマホ首による首や肩のこり、姿勢の崩れに対して、一人ひとりの身体に合わせた施術を行っています。筋肉や関節の調整だけでなく、セルフストレッチ指導や日常生活でのアドバイスも行っていますので、無理なく改善を目指すことができます。
スマホ首は、日頃の習慣や姿勢が大きく影響します。スマートフォンやパソコンを使う時間が多い方は、ぜひご自身の首の状態をチェックし、早めのケアを心がけましょう。
おおあみ接骨院では、皆さまの健康な身体づくりを全力でサポートいたします。お気軽にご相談ください。
2025年02月27日