長時間のスマホ使用が首に与える影響とは?
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現代の生活に欠かせないスマートフォン。動画視聴やSNS、仕事の連絡など、1日を通してスマホに触れている時間がどんどん増えています。便利な反面、身体にはさまざまな負担がかかっていることをご存じでしょうか? 中でも特に大きな影響を受けているのが「首」です。
スマホ首(ストレートネック)とは?
スマートフォンを操作していると、自然と首が前に傾く姿勢になりがちです。この状態が長時間続くと、首の自然なカーブ(前弯)が失われ、まっすぐになってしまうことがあります。これを「スマホ首」や「ストレートネック」と呼びます。
本来、首の骨(頚椎)は緩やかなカーブを描いて頭の重さを支えています。しかし、頭が前に突き出た状態になると、その重みを筋肉で直接支える必要があり、首や肩にかかる負担は大きくなります。通常、成人の頭の重さは約4〜6kgありますが、前傾角度が増すごとにその負担は倍増し、最大で20〜30kgにもなると言われています。
どんな症状が出やすくなる?
スマホ首が進行すると、以下のような症状が現れやすくなります。
- 首・肩のコリ、張り感
- 頭痛、めまい
- 手のしびれ
- 眼精疲労
- 集中力の低下
- 自律神経の乱れによる不調(不眠、胃腸の異常など)
これらの症状は、単に疲れているからだと見過ごされがちですが、日々の姿勢の乱れが原因であることも多いのです。
予防と対策のポイント
スマホ首を予防・改善するためには、日常生活の中での意識と簡単なケアが大切です。
- スマホを見る角度を見直す
スマホを目の高さに近づけ、首が下を向きすぎないよう意識しましょう。 - 休憩とストレッチ
長時間の使用を避け、2〜30分に1度は首や肩を軽く動かすストレッチを取り入れることがおすすめです。 - 姿勢の改善
猫背や首が前に傾きすぎた姿勢にならないよう、背筋を伸ばしてスマホを見る習慣をつけましょう。 - 整骨院でのケア
痛みやこりが慢性的になってしまった場合は、早めの専門的ケアが重要です。当院では姿勢の評価と手技療法、筋肉の調整などを通じて、根本的な改善をサポートいたします。
おおあみ接骨院でのサポート
おおあみ接骨院では、スマホ首に悩む方への施術やアドバイスを多数行っています。姿勢分析や生活習慣の見直しを行いながら、一人ひとりに合った施術をご提案いたします。特に若い世代やお子様の姿勢ケアも重要です。ぜひお気軽にご相談ください。
長時間のスマホ使用は、知らず知らずのうちに身体に負担をかけています。早めの対策とケアで、快適な毎日を手に入れましょう。
2025年05月31日