スポーツ障害を防ぐための事前準備とは?

おおあみ接骨院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

スポーツを楽しむ中で、気をつけなければならないのが「スポーツ障害」です。これは繰り返される動作や過度な負担により、筋肉や関節、腱などに痛みや違和感が出る慢性的なケガのことを指します。成長期の子どもから、大人の趣味や競技レベルのアスリートまで、誰もが予防すべきものです。

今回は、スポーツ障害を防ぐための「事前準備」について、当院の視点からポイントをお伝えします。

1. ウォーミングアップを怠らない

まず最も基本的な予防策が「ウォーミングアップ」です。運動をする前に体を温めることで筋肉の柔軟性が高まり、急な動作によるケガのリスクを減らすことができます。

おすすめのウォーミングアップには、以下のようなものがあります:

  • ジョギングやスキップなど、軽めの有酸素運動(5〜10分)

  • ダイナミックストレッチ(動的なストレッチで関節可動域を広げる)

  • スポーツに応じた模擬動作(例:サッカーならパスやステップ動作)

2. 柔軟性の向上と筋力バランスの調整

筋肉が硬いと可動域が狭くなり、関節や腱に負担がかかりやすくなります。ストレッチによる柔軟性の向上は、スポーツ障害の予防に非常に効果的です。また、特定の部位だけに負荷がかかっている場合は、筋力バランスの乱れが原因のこともあります。

例えば、太ももの前側(大腿四頭筋)ばかりが強く、裏側(ハムストリングス)が弱いと、膝の痛みにつながることもあります。全身の筋力バランスを見直すことが、長く運動を楽しむための鍵になります。

3. フォームの見直しと休息の確保

不正確なフォームや無理な動作は、繰り返されることで身体の負担となり、慢性的な痛みに変わります。正しい姿勢と動作を身につけることは、ケガの予防だけでなくパフォーマンスアップにもつながります。

また、筋肉や関節を休ませる時間も重要です。週に1〜2日は運動を控える「オフの日」を設けたり、睡眠や栄養を意識して体を回復させることが、結果的にケガのリスクを減らします。

4. 違和感を感じたら早めにケアを

「少し痛みはあるけど、動けるから大丈夫」と我慢してしまう方も多いですが、小さな痛みを放置することで、やがて大きな障害につながる可能性があります。違和感を感じたら、早めに整骨院などで体のチェックを受けることをおすすめします。

おおあみ接骨院では、スポーツ障害の予防からリハビリまで幅広く対応しています。フォームチェックや柔軟性・筋力の評価など、運動をするすべての方が安心して体を動かせるようサポートいたします。

まとめ

スポーツを楽しく、長く続けていくためには「事前準備」がとても大切です。ウォーミングアップや柔軟性の向上、フォームの見直し、そして早めのケア。この基本を意識するだけで、スポーツ障害のリスクは大きく減らせます。

もしご自身やお子様に気になる症状があれば、ぜひ一度おおあみ接骨院にご相談ください。皆様の健康なスポーツライフを全力でサポートいたします。

2025年04月8日