姿勢改善には筋力トレーニングが欠かせない理由
おおあみ接骨院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
現代人の多くが抱える「猫背」「反り腰」「ストレートネック」などの姿勢の乱れ。姿勢が悪くなると、肩こりや腰痛、頭痛などの不調が現れるだけでなく、見た目の印象も悪くなってしまいます。姿勢を整えるにはストレッチだけでなく、筋力トレーニングも重要な役割を果たすことをご存じでしょうか?今回は、筋力トレーニングが不良姿勢の改善に与える影響について解説します。
姿勢を保つための「支持筋」がカギ
正しい姿勢を維持するためには、背骨や骨盤の位置を安定させる筋肉、いわゆる「姿勢支持筋」が必要です。代表的なのは、以下のような筋肉です。
- 体幹の筋肉(腹横筋、多裂筋など)
- 背中の筋肉(脊柱起立筋、広背筋など)
- 骨盤周辺の筋肉(腸腰筋、中殿筋など)
これらの筋肉が弱っていると、重力に逆らって身体を支えることができず、無意識のうちに猫背や前かがみの姿勢になってしまいます。
筋トレで身体の土台を安定させる
おおあみ接骨院では、姿勢改善を目的とした施術とあわせて、自宅でもできる簡単な筋力トレーニングの指導を行っています。筋トレと聞くと「辛くて続かない」というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、姿勢改善には激しい運動よりも「使うべき筋肉を使う」ことが大切です。
たとえば、ドローイン(腹式呼吸による体幹強化)やプランク(体幹保持)、骨盤まわりを安定させる中殿筋トレーニングなどは、ダンベルやチューブなどの道具もいらないため、比較的始めやすいでしょう。
筋力の左右差やバランスも重要
姿勢の乱れは、筋力の低下だけでなく筋力のアンバランスによっても起こります。たとえば、片側ばかりに荷物を持ったり、片方の足に体重を乗せる癖があると、筋肉の使い方に偏りが出て、骨格が歪みやすくなります。
当院では、身体の状態を丁寧に評価し、どの筋肉を強化すべきかを明確にしたうえで、個別にアドバイスを行っています。正しいトレーニングによって筋力バランスを整えることで、自然と姿勢も改善していきます。
おわりに
姿勢の乱れは、放っておくと慢性的な痛みや疲労の原因になりかねません。筋力トレーニングはその改善にとって非常に効果的な方法のひとつです。おおあみ接骨院では、施術だけでなく、筋力や柔軟性の面からも総合的にアプローチし、健康的な身体作りをサポートしています。
「姿勢の悪さが気になる」「運動不足が続いている」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。ご自身の体に合った筋トレ方法を一緒に見つけていきましょう。
2025年05月20日