肩甲骨周りをほぐすセルフケア

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デスクワークやスマートフォンの使用が増える現代では、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなりがちです。肩甲骨の動きが悪くなると、肩や首のこりだけでなく、姿勢の悪化や血行不良による疲労感の増加にもつながります。今回は、自宅で簡単にできる肩甲骨周りのセルフケアをご紹介します。

1. 肩甲骨周りをほぐすメリット

肩甲骨は「背中の翼」とも呼ばれ、腕や首、背中の動きに大きく関わる部位です。この部位を柔らかく保つことで、以下のようなメリットがあります。

  • 首・肩こりの改善
  • 猫背や巻き肩の予防
  • 血行促進による疲労回復
  • 腕の可動域向上によるパフォーマンスアップ

2. 肩甲骨周りをほぐすストレッチ

セルフケアの第一歩として、ストレッチを取り入れましょう。以下のストレッチは簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

✨ 肩甲骨回しストレッチ

  1. 背筋を伸ばして立つか、椅子に座ります。
  2. 両手を肩に置き、肘で円を描くように大きくゆっくりと回します。
  3. 前回しと後ろ回しをそれぞれ10回ずつ行います。

このストレッチは、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、可動域を広げることができます。

✨ 胸を開くストレッチ

  1. 両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せるように胸を開きます。
  2. そのままの状態で10秒間キープします。
  3. ゆっくりと元の姿勢に戻し、3回繰り返します。

このストレッチは、猫背の改善や肩甲骨の柔軟性向上に効果的です。

3. 肩甲骨周りをほぐすマッサージ

ストレッチに加えて、簡単なマッサージを行うとより効果が期待できます。

✨ テニスボールを使ったセルフマッサージ

  1. 壁に背を向けて立ち、テニスボールを肩甲骨の内側に当てます。
  2. ボールを壁に押しつけながら、体をゆっくり動かしてコリをほぐします。
  3. 片側30秒ずつ行い、左右バランスよくケアしましょう。

この方法は、自分で手が届かない部分の筋肉をほぐすのに最適です。ただし、体重をかけすぎて筋肉を痛めないように注意しましょう。

4. 日常生活で意識すること

肩甲骨周りの硬さを予防するために、普段の生活で以下の点を意識しましょう。

  • 長時間同じ姿勢を続けない
    • 30分に一度は肩を回したり、身体を動かす
  • 正しい姿勢を意識する
    • 背筋を伸ばし、頭が前に出ないように意識する
  • 適度に運動を取り入れる
    • ウォーキングやヨガなど、肩甲骨を動かす習慣をつける

まとめ

肩甲骨周りをほぐすことで、肩こりや首こりの改善、姿勢の改善、血行促進などさまざまなメリットがあります。ストレッチやマッサージを取り入れながら、日常生活でも意識して動かすことが大切です。無理のない範囲で続けて、快適な体を手に入れましょう!

2025年03月27日