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2025.10.17

高齢者が行うべき関節のセルフケア

季節の変わり目になると、「膝が痛い」「肩がこわばる」といった関節の不調を感じる方が増えてきます。特に高齢者の方は、加齢とともに関節の軟骨がすり減ったり、筋肉量や柔軟性が低下したりすることで、動かしにくさや痛みを感じやすくなります。今回は、高齢者が関節を守り、日常生活を快適に過ごすためにおすすめのセルフケアをご紹介します。

■関節ケアの基本は「動かすこと」

痛みを感じると「安静にしていた方がいい」と思いがちですが、実は逆効果になることもあります。関節は動かすことで栄養が行き渡り、滑らかな動きを保つことができます。関節を動かすための筋肉も、動かすことで筋力や柔軟性の維持ができています。無理のない範囲でこまめに動かすことが、関節の健康維持には欠かせません。

■おすすめのセルフケア

① 膝の曲げ伸ばし運動
椅子に腰をかけた状態で、片足をゆっくり前に伸ばし、5秒ほどキープします。その後、ゆっくり元に戻します。左右交互に10回ほど行いましょう。膝関節の可動域を保ち、太ももの筋力維持にも効果的です。

② 足首の回し運動
足首は体のバランスに関わる大切な関節です。座ったまま片足を浮かせ、ゆっくりと円を描くように10回ずつ回します。血行が促進され、転倒予防にもつながります。

③ 肩の回し運動
両肩をすくめるように上げてから、後ろに大きく回しましょう。肩甲骨を動かす意識で10回ほど繰り返します。肩こりの軽減や姿勢改善にも役立ちます。

④ 股関節のストレッチ
椅子に座ったまま、片膝を軽く外側に開くように動かします。股関節をやわらかく保つことで、歩行時のバランスが安定し、転倒のリスクを減らすことができます。

■運動のポイント

・痛みを感じるほど無理に動かさない
・呼吸を止めずに、リズムよく行う
・毎日5〜10分でも継続する

継続が何よりも大切です。少しずつでも「昨日よりスムーズに動ける」ことを意識していきましょう。

■接骨院でのサポート

おおあみ接骨院では、関節の痛みや動かしにくさに対して、お一人おひとりの状態に合わせた施術や運動指導を行っています。筋肉や関節のバランスを整えることで、再び動かしやすい身体を取り戻すお手伝いをいたします。
ご自宅でのセルフケアに加え、専門家のサポートを受けることで、より効果的に関節の健康を維持できます。

関節のケアは「いつでも始められる健康習慣」です。無理なく、続けられる範囲で体を動かし、いつまでも元気に歩ける身体を目指しましょう。
おおあみ接骨院は、皆さまの健康な毎日を全力でサポートいたします。

2025年10月17日

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