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2025.9.29
交通事故によるケガの治療をする際の整形外科と接骨院の併用について
おおあみ接骨院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
交通事故に遭った際、むち打ちや打撲、捻挫などの外傷を負うことは珍しくありません。事故直後は「大したことはない」と感じいても、数日後に首や腰の痛み、しびれ、頭痛、倦怠感などの症状が現れるケースは非常に多いです。そのため、できるだけ早い段階で医療機関を受診し、正しい診断と治療を受けることが重要です。

外傷を受けた際の医療機関の選択肢として多くの方が思い浮かべるのは整形外科です。整形外科では、レントゲンやMRIなどの画像検査を用いて骨折や脱臼の有無を明確に診断できます。また、投薬やブロック注射など医学的根拠に基づいた治療を行い、診断書の発行も可能なため、保険会社への提出や法的な対応にも役立ちます。
一方、接骨院では柔道整復師が手技療法や電気療法、温熱療法などを用いて、筋肉や関節の調整、血流の改善、可動域の回復を目指します。とくに交通事故後に多いむち打ちや腰痛は、画像検査で異常が出にくいにもかかわらず強い痛みや不調が続くことがあり、このような場合には接骨院での施術が非常に効果的です。
ここで大切なのは「整形外科と接骨院は併用が可能」であるという点です。整形外科で医学的な診断と治療を受けながら、接骨院で身体の機能回復をサポートすることで、双方のメリットを活かした治療が可能になります。例えば、整形外科で骨や神経の異常をチェックしつつ、接骨院で硬くなった筋肉を緩め、リハビリを進めるという組み合わせです。これにより、再発や後遺症を防ぎ、より早い社会復帰を目指すことができます。
また、交通事故による治療は自賠責保険が適用されるため、患者様の自己負担がかからずに整形外科と接骨院を併用できます。ただし、保険会社とのやり取りや手続きに不安を感じる方も多いのが現実です。おおあみ接骨院では、そのような患者様に向けて保険に関するサポートも行っており、安心して治療に専念できる環境を整えています。
交通事故後の治療で最も注意すべき点は、「痛みがあるから通う」のではなく「後遺症を残さないために通う」ことです。事故から時間が経つと「もう大丈夫だろう」と自己判断で通院をやめてしまう方もいますが、後から慢性的な首や腰の痛み、頭痛などが出てしまうことがあります。これらは生活の質を大きく下げ、長年悩まされることにもなりかねません。
おおあみ接骨院では、患者様の症状に合わせた施術プランを提案し、整形外科との併用に関してもアドバイスを行っています。「整形外科での診断は受けたけれど、なかなか痛みが改善しない」「もっと体を動かしやすくしたい」という方にも、お一人おひとりに合わせた施術を提供いたします。
交通事故に遭われた際は、まず整形外科で医学的な検査を受け、必要に応じて接骨院での施術を取り入れることをおすすめします。整形外科と接骨院をうまく併用することで、安心と確実な回復の両方を得ることができるのです。
2025年09月29日

