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2025.8.23

ぎっくり腰を予防するための日常習慣

ピキッとした感覚とともに、動けなくなってしまうほどの激痛に襲われるぎっくり腰ですが、実は日常生活の小さな積み重ねが大きく関わっていることをご存じでしょうか。今回は、ぎっくり腰を予防するために日常で気を付けたい習慣をご紹介します。

1. 姿勢を整える習慣

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、猫背体勢が続くと腰への負担が増大します。背筋を伸ばして座る、骨盤を立てて座ることを意識するだけでも腰痛予防に効果的です。また、30分に一度は立ち上がり、ストレッチなどで軽く体を動かす習慣を取り入れましょう。

2. 適度な運動を取り入れる

運動不足や体幹の筋肉の衰えが、突発的な動作の負担によるぎっくり腰のリスクが高くなります。ウォーキングやストレッチ、簡単な体幹トレーニングを日常に取り入れることが予防に役立ちます。特に「腹筋・背筋・お尻の筋肉」をバランスよく鍛えることで、腰をしっかり支えることができます。

3. 重い物の持ち方に注意する

床から重い荷物を持ち上げるとき、腰だけを曲げて持ち上げるのは危険です。必ず膝を曲げて腰を落とし、骨盤を立てた状態で持ち上げるようにしましょう。また、荷物を持ちながら体をひねる動作もぎっくり腰の原因となるため避けることが大切です。

4. 睡眠環境を見直す

柔らかすぎるベッドや枕が合っていないと、寝ている間も腰に負担がかかります。体重を分散してくれるマットレスや、自分の寝方、首回りに合った枕を選ぶことで、睡眠中に腰をしっかり休めることができます。

5. 冷え対策を心がける

腰回りの筋肉が冷えると血流が悪くなり、筋肉が緊張して硬くなりやすくなります。これがぎっくり腰の誘因になることもあります。寒い時期は腹巻きやカイロを使って腰を冷やさないように工夫しましょう。

6. ストレスをためない

精神的なストレスは自律神経に影響を与え、筋肉の緊張を引き起こします。リラックスできる時間を持つ、深呼吸を心がけるなど、ストレスを溜めすぎない生活習慣も腰の健康には欠かせません。

ぎっくり腰は「突然の出来事」のように思えますが、日常生活の習慣によってそのリスクを大きく減らすことができます。もし腰に違和感を感じたり、不安がある方は早めのケアが大切です。当院では、痛みの治療だけでなく、再発を防ぐための体の使い方や運動指導も行っております。

腰の健康を守り、快適な毎日を過ごすために、ぜひ今日から少しずつ習慣を見直してみてください。

2025年08月23日

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おおあみ接骨院

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