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2025.7.25
怪我からの復帰を目指すリハビリのステップ
スポーツや日常生活で思わぬケガをしてしまったとき、「元のように動けるようになるのか」「復帰にはどれくらいの時間がかかるのか」といった不安を抱える方は少なくありません。そんな時に大切になるのが、計画的で段階的なリハビリです。今回は、怪我からスムーズに復帰するためのリハビリのステップについてご紹介します。

ステップ1:急性期の安静と炎症のコントロール
怪我をした直後は、まず「安静・冷却・圧迫・挙上(RICE処置)」が基本です。この急性期では無理に動かすことは避け、炎症が広がらないように抑えることが最優先となります。当院では、炎症の状態に合わせてアイシングや微弱電流、超音波などを用いて、患部の早期回復をサポートします。
ステップ2:可動域の回復
炎症が落ち着いてきたら、少しずつ関節の可動域を広げていきます。固まった筋肉を無理なく動かしながら、身体の柔軟性を回復させることが目的です。この時期にはストレッチや軽い徒手療法が中心となり、身体のバランスを整える準備段階でもあります。
ステップ3:筋力の再強化
可動域が十分に戻ってきたら、次は筋力強化フェーズに移行します。怪我によって落ちた筋肉や、使えていなかった部位を安全に鍛えることで、再発防止とパフォーマンスの回復を目指します。当院では一人ひとりの状態に合わせたトレーニングメニューを作成し、無理のないペースで進めていきます。
ステップ4:動作訓練と実践的リハビリ
筋力が戻ってきたら、次は実際の動作を取り入れたリハビリに入ります。例えばスポーツ選手であれば、競技で行う動作やステップ練習など、より実践的な内容が含まれます。日常生活動作を改善するための歩行訓練や体幹の安定性を高める運動もここに含まれます。
ステップ5:復帰と再発予防
最終段階は、日常生活やスポーツへの復帰です。復帰後も油断は禁物です。正しい姿勢や動作を維持すること、必要に応じたセルフケアやストレッチを続けることが、再発の防止につながります。当院では、復帰後のメンテナンスや予防のためのアドバイスも丁寧に行っております。
おおあみ接骨院では、一人ひとりの状態に応じた丁寧なリハビリをご提供しています。
リハビリは「ケガを治す」だけでなく、「再びケガをしない体をつくる」ことも大切です。当院では、患者様の目標やライフスタイルに合わせたサポートを心がけています。ケガの回復でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
2025年07月25日

