腰痛のお話

おおあみ接骨院のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は腰痛の原因についてお話していきたいと思います。

急性であれ慢性であれ、腰痛に悩まれる方はとても多く、当院でもお越しになられる方の半数近くが腰痛に悩まされています。

そんな腰痛ですが、原因がはっきりしているものは驚くほどに少ないのが現状です。

理由としては、レントゲンなどの画像検査では一部の異常しか写らないことにあります。腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった腰の骨に問題がある場合は、画像からそれを判断することができますが、その他の原因は写らないことが大半であるため、原因不明の腰痛とされてしまうことが多いというわけです。

では画像検査には写りにくい原因とは何か。それは筋肉です。

もちろん全ての原因が筋肉にあるというわけではありませんが、多くの割合を占めているのは間違いないでしょう。

 

そもそも筋肉がどう痛みに関係するのか。

基本的にぶつけたり急にひねったりといった外傷でなければ、何らかの原因によって筋肉が過剰に緊張して硬くなることで痛みにつながります。

痛みの生じ方には下記のような種類があります。

・筋肉の伸張性の低下により、身体を動かした際の伸び縮みで痛みが起きる。

・筋肉の硬さで血流が悪くなり、痛みの物質が発生する。

・負担の蓄積が限度を超えることで筋肉の緊張が極端に強くなり、炎症を起こす。

・硬くなった筋肉が神経を圧迫して痛みが起きる。

これらの現象は腰の筋肉においても同様に発生するため、その場合は上述していたような画像検査では判断できない腰痛となります。筋肉の硬さは、湿布を貼ったり痛み止めを飲んだりしても変わらないことが多々あります。そのため、対処も出来ず痛みに耐え続ける腰痛持ちの方が続々と増えていきます。

 

腰痛は原因を知ることが解消の第一歩ですので、自分の身体の現状を知ることが重要です。次回のブログでは上述した原因による腰痛の対処法、おおあみ接骨院で行っている施術についてお話していきます。

2022年08月2日